プログラミング言語Orotiは、「簡約日本語」をプログラミングに応用した言語です。このプロジェクトで提供するoroti.pyは、日本語でかかれたプログラムをPythonにかきかえます。
room.oroがプログラムの例になっています。以下はその一部です。
主体: ライト
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ひとがいましたら、
ライトのスイッチをいれます。
そうでなければ、
ライトのスイッチをきります。
room.pyは、OrotiがこれをPythonにかきかえたものです。うえのOrotiのプログラムは、したのようなPythonのプログラムにかきかえられます。
class ライト:
def default(self):
if ひと.います():
self.スイッチ.いれます()
else:
self.スイッチ.きります()
プログラミング教育と国語の表現力との関係。そんなおはなしを、桑原武夫さんと梅棹忠夫さんの著書などからひろっています。
野元菊雄さんの「簡約日本語」をベースにした日本語のプログラミング言語についてかんがえてみます。
「簡約日本語」でかいたプログラムを、Pythonにかきなおしてみました。おもったよりも、よみやすくかきなおせます。
簡約日本語でかいたプログラムをPythonにかきなおすプログラムOrotiを用意しました。じっさいに、パーソナルコンピューター上で簡約日本語でかいたプログラムをうごかしています。
いまつかっているOrotiの文法と、OrotiでかいたOrotiトランスパイラーを紹介しています。
Orotiをつかって、『プログラミングの考えかた (コンピュータ入門 1)』の例題をうごかしてみます。