CTCPをCCPとTCPに分離する

[meltingrabbit]

概要

CTCP (Common Tlm Cmd Packet) をCCP (Common Cmd Packet)とCTP (Common TlmPacket) に分離する

詳細

• 現在，C2Aを流れるパケット（CCSDSで規定する SpacePacket (CCSDS周りのコードをcoreで管理する？ #51 , CCSDS準拠をまとめ，準拠してないものは準拠させる #198 参照) は，C2A上でCTCPとして抽象化されている．
• 一般的にCmdに対してTlmのほうがバイト長が長いため，CCPのサイズがそれに引きずられて大きくなってしまっている
• これは，メモリの小さなOBCには致命的に無駄になる
• したがって，これを明示的に分離する
• なお，CCPもCTPもどちらもspace packetであり，primary headerは同じである．また，オンボードネットワークを流れるパケットとしても同一視できる
• したがって，CTCPとCCP，CTPのキャストはできるようにしておく（Cなのでここがちょっとめんどくさいねぇ...）

close条件

分離できたら

備考

いろいろ重すぎたので，分離した．

• PLが重すぎたので CTCPのCCPとTCP分離にともなう PacketList の対応 #211 に分離
• 実体の変更は 分離されたCTP, CCP, そしてCTCPそれぞれに対して違う実体をあてる #213 に分離
• CDIS の依存は CTCPのCCPとTCP分離にともなう CommandDispatcher の対応 #214 に分離
• 終わり次第 TCPをCCSDSのSpacePacketにする #206 をやる
• そして CTCP分離とSpacePacket実装に伴って，一時的な対応をしたところを直す #225 という後片付けも

関連

• CCSDS準拠をまとめ，準拠してないものは準拠させる #198

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CCP, CTPとCTCPの抽象化，

typedef struct
{
  uint8_t packet[CCP_MAX_LEN]:
} CommonCmdPacket;

typedef struct
{
  uint8_t packet[CTP_MAX_LEN]:
} CommonTlmPacket;

typedef struct
{
  uint8_t packet[CTCP_MAX_LEN]:
} CommonTlmCmdPacket;

const CommonTlmCmdPacket* conv_ccp_to_ctcp{const CommonCmdPacket* ccp)
{
   if len(ccp) > CTCP_MAX_LEN return NULL;
   return (const CommonTlmCmdPacket*)ccp;
}

const CommonCmdPacket* conv_ctcp_to_ccp{const CommonTlmCmdPacket* ctcp)
{
   if len(ctcp) > CCP_MAX_LEN return NULL;
   if (!is_cmd_packet(ctcp)) return NULL
   return (const CommonCmdPacket*)ctcp;
}

Cでは上のようにするしかなさそう．

CTCPがNULLになる可能性がでてくるので，ここは丁寧にCoreに隠蔽し，気合でチェックしていくしかなさそう．

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CommonHogePacket， Common いらないのでは？ 長いし．という話が出てきた．

とはいえ，まずは https://github.com/ut-issl/c2a-core/blob/04c18a7d9dd28902d133b68f55cd306f47d3981e/TlmCmd/Ccsds/TCPacket.c を消し去らないと名前がかぶるので， space packet実装を優先する．

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クリティカルな部分は終わった．後の細かい話は以下で引き継ぎ，これはcloseする

• CTCP分離とSpacePacket実装に伴って，一時的な対応をしたところを直す #225