c2a-aobcの環境構築について

[KotaToyoda]

c2a-aobcの環境構築についてお尋ねしたく，ご連絡させていただきました．現在，c2a-aobc（https://github.com/ut-issl/c2a-aobc/tree/develop）の環境構築を，READMEを参考に下記の手順で行いました．

1. c2a-aobc/Examplesをコピーし、c2a-aobc-exampleというリポジトリを新しく作る
2. c2a-aobc-example内に、c2a-aobcをsrc-aobcという名前でsubmoduleとして取り込む
3. chipKitをインストールし，ボード定義ファイルを追加して，vMicroの設定を行う
4. c2a-aobc-example/C2A-AOBC-EXAMPLE.slnをビルドする

この手順を行うと写真のようなエラーが出てしまい，ビルドが失敗します．この問題の解決方法をご教授いただければ幸いです．

[200km]

ご質問ありがとうございます。
c2a-aobc-example/C2A-AOBC-EXAMPLE.slnをビルドするというのは具体的にはどのような操作をされていますか？vMicroでのビルドがおこなわれているか、Visual Studioの通常のビルド操作が行われていないかなどが気になっています。

[Sota2811]

私たちの使用しているバージョンは
visual studio community 2019 16.11.29
visual micro for VS2019
です。

[200km]

@Sota2811 現在、ISSLと他2組織の合計3組織がreadmeの手順で問題なく環境構築できているようです。ただ、それらはExampleを使わずにc2a-aobcを直接ビルドしています。（c2a-aobc直下のslnを開いてビルドする）
それが問題なくできるか試してもらえないでしょうか？それがうまくいく場合、Exampleに関連する部分で説明やファイルにミスがある可能性があります。

[200km]

@Sota2811 こちら、別組織の方にExampleベースでも手順確認していただき、問題なくビルドできるということの連絡をいただきました。
手順のどこかで誤りがあるのかなと思っています。exampleという語を各プロジェクト名に置き換えていく部分などどのようにしたか、修正後のファイルを共有していただけないでしょうか。（slackで送っていただくのが良いかなと思います）

[Sota2811]

いつもお世話になっております．こちら，READMEの手順に加えて下記の手順でDTWIとDSPIをAdd libraryするとビルドが可能となりました．しかし，下記の写真のようにsrc_core, src_userがVisual Studio側でincludeできてないと判断しているようです．vMicroでビルドが成功しているということは，この赤波線の部分のエラーは無視してもよいのでしょうか？

[200km]

下記の手順でDTWIとDSPIをAdd libraryするとビルドが可能となりました．

ビルドできるようになったようでよかったです。この手順が必要になる可能性があるということで、readmeに注釈をつけておこうと思います。

Visual Studio側でincludeできてない

Visual StudioのIntellisenceの設定の問題かなと思います。ビルドや実行に直接影響はないものだと思います。

[seki-hiro]

c2a-aobcはどのcommitのものを使われていますか？
このcommitでC2A_AOBC_EXAMPLE.vcxprojに修正が入ったので、それ以降のものを使うとうまくいくかもしれません。

[200km]

そのcommitに関連する部分はまだreleaseされていないと思います。
一般ユーザーはrelease版を使うことを想定しているので、submodule側のバージョン情報などもご確認ください。